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女児祝い着の文様のいわれ(13)

きもの、特に礼装のきものは、寿ぎの心を文様に託します。わたやではお宮参りの祝着をお買い上げいただいたお客様に祝着に描かれた文様のいわれを解説してお渡ししております。

横山沙良様.jpg
さくらは「さ=米」「くら=蔵」の意味があり、人々に愛される花であると同時に稲作の始まりを意味している日本人にとって最も大切な花です。本当の花は儚いものですが、きものに描かれた花は、同時に描かれた流水のおかげで枯れることなく永遠の命を持ちます。中央の桜の花の中に描かれた御所車は、身分の高い人の乗る牛車ですが、俗に言う玉の輿に乗れるようにとの願いを表しています。また、両袖に描かれた鼓は楽曲を奏する時はリーダーの役割をになう大切楽器です。
この祝着には、お子様が咲き誇る桜のように誰からも愛され、円満に健やかに成長され、将来は、

素敵な男性にめぐり合い、鼓に象徴されるように人の上に立つ女性になってほしいという願いが込められています。
沙良様の健やかなご成長とご多幸を心より祈念申し上げております。
                                                        

                                                                                  わたや和服文化研究室


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