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女児祝い着の文様のいわれ(6)

きもの、特に礼装のきものは、寿ぎの心を文様に託します。わたやではお宮参りの祝着をお買い上げいただいたお客様に祝着に描かれた文様のいわれを解説してお渡ししております。

村田ひより様.jpgのサムネール画像
梅の花は古来より吉兆の花として愛されて来ました。これは咲くと決めたら凍てつく雪の中でも必ず花開くということに由来しています。
この吉兆である梅の花を絞り染のシルエットで表しているということはお子様がやさしく美しく芯の強い女性に育たれることを祈念しています。
また鞠は古来より女児の魔よけ厄除けとして贈られる慣わしがあります。意味は七色の糸は魔よけ。また丸いその形は幸せが円満に、ころころとはずみながらころがっていつまでも続くようにとの願いが込められています。現実にはありえない現象も、描かれた意匠の中では起こり得ます。美智子皇后が皇室に嫁がれる際に、お母様が、「鞠の糸がつながっているように、平民から皇族になっても親子の縁は途切れることがない」と願われて鞠の図柄のきものを誂えられたお話は有名です。
ひより様の健やかなご成長を心より祈念申し上げております。


                                    情苞劇場わたや和服文化研究室

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