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宮参り祝い着文様解説

きもの、特に礼装のきものは、寿ぎの心を文様に託します。わたやではお宮参りの祝着をお買い上げいただいたお客様に祝着に描かれた文様のいわれを解説してお渡ししております。
横山怜香様.jpg花は端(はな)に通じることから、神仏の舞い降りるところとされ、神前や仏前に供える風習が生まれました。百花咲き乱れる花々はお子様が誰からも愛され、神仏の加護を受けて無事成長されることを願って描かれています。
また鞠は古来より女児の魔よけ厄除けとして贈られる慣わしがあります。意味は七色の糸は魔よけ。また丸いその形は幸せが円満に、ころころとはずみながらころがっていつまでも続くようにとの願いが込められています。現実にはありえない現象も、描かれた意匠の中では起こり得ます。

美智子皇后が皇室に嫁がれる際に、お母様が、「鞠の糸がつながっているように、平民から皇族になっても親子の縁は途切れることがない」と願われて鞠の図柄のきものを誂えられたお話は有名です。怜香様の健やかなご成長を心より祈念申し上げております。

                                    情苞劇場わたや和服文化研究室

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