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宮参り祝い着文様解説

きもの、特に礼装のきものは、寿ぎの心を文様に託します。わたやではお宮参りの祝着をお買い上げいただいたお客様に祝着に描かれた文様のいわれを解説してお渡ししております。
橋本真央子さま祝着.jpgさくらは「さ=米」「くら=蔵」の意味があり、人々に愛される花であると同時に稲作の始まりを意味している日本人にとって最も大切な花の一つです。

 
また鞠は古来より女児の魔よけ厄除けとして贈られる慣わしがあります。意味は七色の糸は魔よけ。また丸いその形は幸せが円満に、ころころとはずみながらころがっていつまでも続くようにとの願いが込められています。現実にはありえない現象も、描かれた意匠の中では起こり得ます。
美智子皇后が皇室に嫁がれる際に、お母様が、「鞠の糸がつながっているように、平民から皇族になっても親子の縁は途切れることがない」と願われて鞠の図柄のきものを誂えられたお話は有名です。
この祝着は、1300年の歴史を持つ、さくらの名所吉野山をモチーフに図案化されています。長い歴史の中で数多くの文人墨客や歴史上の人物に愛されて来たこの吉野山のように、多くの人々に愛され、また数多くの人々と喜びや幸せを分かち合える女性に成長されることを願って愛らしく美し制作されております。真央子様の健やかなご成長とご多幸を、心より祈念申し上げております。

                                    わたや和服文化研究

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